タフテック®とは
タフテック®とは
タフテック®は、スチレンとブタジエンのブロックコポリマーの二重結合を水素添加したポリマーであり、耐候性、耐熱性に優れる上にエラストマーとしての特性も高めた水添スチレン系熱可塑性エラストマーです。
当社は、スチレン系熱可塑性エラストマーに関する長年の技術蓄積をベースに独自の新技術を開発し、1987年にタフテック®Hを米国シェル社(当時)についで企業化し、さらに変性タイプのタフテック®Mを世界で初めて上市するなど、最先端を行く新製品の開発を進めて参りました。
各種用途に適する高性能グレードを取り揃え、皆様のご要望にお答えしております。
さらに市場ニーズの多様化に応えるために、タフテック® Pシリーズを上市いたしました。タフテック®
Pシリーズはスチレン系熱可塑性エラストマー(SBS)の、特定の部分を選択的に水素添加したポリマーです。SBSに比べて耐熱性を向上させるとともに、完全水添スチレン系エラストマー(SEBS)に比べて低温性能と加工性に優れるという特徴があります。
ポリマー設計を進めた結果、以下のような特徴を有するポリマーをラインアップに加えています。
- 粘接着剤用途においてはSBSやSEBSでは使用困難な粘着付与剤樹脂との相容性が向上し、粘着付与剤樹脂の選択幅が広がり、粘着剤配合設計のフレキシビリティーが増します(P1500)。
- スチレン系樹脂とオレフィン系樹脂との相容化剤としての性能が高く、ポリスチレンをはじめとして、ABSやポリフェニレンエーテルとの相容性があります(P2000)。
タフテック®の特長
- 加硫ゴムに匹敵する高弾性、高強度を示します。
- 耐候性に優れています。
- 耐熱老化性に優れています。
- 幅広い温度領域でゴム弾性を示します。
- 耐屈曲性に優れています。
- 耐薬品性(酸、アルカリ、アルコール)に優れています。
- 低比重でしかも透明性に優れています。
- オレフィン系樹脂との相容性に優れています。
- Mシリーズは各種エンジニアリングプラスチックとの相容性に優れています。
タフテック®の用途
- 汎用樹脂(PP,PE,PS等)の改質剤
- エンジニアリングプラスチック (PA,PET,PBT,PPS,変性PPE,PCなど)の改質剤
- 熱硬化性樹脂(エポキシ樹脂、フェノール樹脂等)の改質剤
- 不飽和ポリエステル樹脂(SMC,BMCなど)の低収縮剤
- 異種プラスチックおよび各種配合物の相容化剤
- 粘・接着剤およびシーラントのベースポリマー
- 塗料における各種配合物のバインダー
- 複層材料の接着層
- コンパウンド材料のベースポリマー
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