射出成型も可能になりました。
| 旭化成ケミカルズでは、SSシリーズの特徴である(1)柔軟性、(2)耐磨耗性、(3)耐傷性、(4)低反発性を維持しながら、従来グレード「SS9000(試作品No.L601)」より耐熱性と流動性を格段に向上させた新規グレード「L608(試作品)」を開発しました。 |
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| 用途事例 ;チューブ(弊社ラボで押出成型) |
耐熱性では100℃加熱変形試験の変形率で従来品比半減を実現、流動性では従来品の2倍のMFRを実現し、より低圧での成形が可能となりました。これにより従来設定幅の限定されていた射出成形がより容易になり、S.O.E.®-SSシリーズで展開できる用途が広がりました。
更に、ブロッキング性も改良し成形加工時の取り扱いが大幅に容易になっております。
従来グレード「SS9000」単体では透明性を維持しての生産が難しかったチューブ、フィルム、シート等の透明押出用途へも展開が可能となりました。
「L608(試作品)」は軟質塩ビとの比較においても、低比重であり30%程の軽量化が見込めることや、おおよそ2倍の引張強度を有しており製品の薄肉化が図れること、熱安定性も良いので加工温度も240〜250℃迄上げられるという利点を有していることから、軟質塩ビ製品の代替として軽量化・薄肉化も期待できます。
更に、軟質塩ビでしばしば問題となる硬質樹脂(PS、ABS、PC、mPPE等)への可塑剤の移行の問題も無いことから、その様な樹脂を使用した部材に接続・接着する軟質材料として適していると言えます。
旭化成では、既にこの新規グレード「L608(試作品)」をホース、チューブ、フィルム、テープ、射出成形品等の成形メーカー様にプレマーケティングを開始しておりますが、今回改めて対外発表の運びとなりました。
S.O.E.®-SSシリーズは、軟質材料としてはトップクラスの耐磨耗性・耐傷性を兼ね備えた新規材料として2002年に発表し、市場に浸透して来ておりますが、更に新開発の「L608(試作品)」によって従来シリーズで対応できなかった分野への展開を加速させて行きたいと考えております。
技術資料はこちら Breakthrough Sheet (S.O.E.-015)
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